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2015年7月27日月曜日

かかしづくりと生き物観察会

 7月25日、コープあいちとの共同企画で「かかしづくりと生き物観察会」を開催し、74名が参加しました。このイベントは「田んぼと生物多様性」をテーマに子どもたちに田んぼに生息する生き物を観察してもらい、あわせて農家が環境保全にどのように努めているか理解してもらおうと、米の生消提携を行っている生活協同組合コープあいちと同JAが毎年行っている「稲作交流会」の一環として開いたもの。子どもたちに田んぼの生き物を通じて、食や農の大切さと生物多様性がそれぞれつながっていることを理解ことが目的です。
 この日同センターでかかし作りを行い、家族で協力しながら作業し18体の個性的なかかしが作成されました。その後、ビオトープ・ネットワーク中部副会長の宇野総一氏を講師に招き、同JAが管理する田んぼで生き物観察会を行い、参加者は田んぼとその横にある用水路で網を使って水の中の生き物を捕獲したり観察し、約1時間かけてカエルやアメンボなど参加者全員で生き物を確認しました。
 同JAは今回のような生物観察の機会を設け、消費者にお米をどんどん食べてもらうことで田んぼが維持され、それが生物多様性の環境を守ることにつながることを伝えていく活動をこれからも行なっていきます。


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